猫田にゃんの覚書き

猫田にゃんの覚え書き

自分で忘れないよう知識を整理するまとめ帳

ーメモリーズオフシリーズ

メモリーズオフシリーズは、

恋愛アドベンチャーゲーム。いわゆるギャルゲーの有名シリーズである。

今はなきKID社が1999年に初代メモリーズオフ発売、今日にいたるまで20年近く続いた人気シリーズである。

初代や第2作こそソニープレイステーションや、セガドリームキャストや、Windowsなど複数のプラットフォームまたがったが

その後の作品はソニープレイステーションにて稼働する。

 

2018年12月現在、全作品を集めるならば、プレイステーションVITAが良い。

 

KID社はすでに倒産しており、版権はサイバーフロント社を経由し、現在では5pb/MAGES社が版権を所有している。

 

最新作であるメモリーズオフ第8作は、2018年3月発売であったが、一応これをもって最終作とし、メモリーズオフの歴史を閉じることとされた。

歴代の作品は下記のとおり。

 

1999年9月発売。

初代メモリーズオフ


f:id:kiyatoneko:20181207000126j:image

 

2001年9月発売。

メモリーズオフ第2作。


f:id:kiyatoneko:20181207000138j:image

 

2002年11月発売。

メモリーズオフ第3作。

想い出にかわる君。


f:id:kiyatoneko:20181207000155j:image

 

2004年6月。

メモリーズオフ第4作。

それから。


f:id:kiyatoneko:20181207000208j:image

 

2005年10月発売。

メモリーズオフ第5作。

とぎれたフィルム。


f:id:kiyatoneko:20181207000252j:image

 

2008年8月発売。

メモリーズオフ第6作。

ティーウェイブ。


f:id:kiyatoneko:20181207000310j:image

 

2010年7月発売。

メモリーズオフ第7作。

ゆびきりの約束。


f:id:kiyatoneko:20181207000323j:image

 

2018年3月発売。

メモリーズオフ第8作。

イノサンフィーユ(無垢の少女)。


f:id:kiyatoneko:20181207000335j:image

 

メモリーズオフは全作品が、神奈川県南部の、湘南海岸沿いを舞台とする。

ただし完全に忠実ではなく、物語が作りやすいように架空の地名がつけられている。

 

江ノ島(実在)を、芦鹿島(架空)とし

江ノ島電鉄(実在)を、芦鹿島電鉄(架空)と読み替えたりしている。

 

さらには地理も架空の設定に変更している。

 

神奈川県の中央を流れる相模川(実在)は江ノ島(実在)よりもずっと西側の茅ヶ崎(実在)や平塚(実在)あたりに河口がある。

江ノ島電鉄(実在)は江ノ島(実在)より東側を走るため、相模川(実在)河口を通ることはあり得ないはずだ。

 

ところがメモリーズオフ世界では、

神奈川県の中央を流れる嘉神川(架空)は、芦鹿島(架空)よりもずっと東側に河口があるとされる。ゆえに芦鹿島電鉄(架空)は、嘉神川(架空)をまたぐこととなる。

さらに嘉神川(架空)河口付近に、登波離橋(架空)という大きな橋があるとされるが、

相模川(実在)河口にはそのような大きな橋は存在していない。

神奈川県の土地をモデルとしつつ、物語を作りやすいように大幅に改変しているのである。

 

実在の湘南住民が、江ノ島電鉄(実在)を生活の足とするように

メモオフ世界中の住民は、芦鹿島が電鉄(架空)を生活の足とする。

 

架空の湘南海岸沿いで、さまざまな人生ドラマが展開されていくのだった。