ギガンティックドライブ(2/7)
初回プレイをするさいにはプレイヤーは
1)搭乗するロボット
2)主人公
を選択しなくてはならない。
えっ??主人公を選択って何?どういうこと??
後で説明する。まずは搭乗ロボットだ。
機人ヴァヴェル。
変形機構をなくし、最初からヴァーチカルモードのみ。
そのぶん頑丈にできている。
機動力、打撃力、武装ともすべて平均値だがそれゆえバランスがとれた機体だ。
変形機構はないとはいったがロボット形状のままちょっとだけの変形はある。3分間だけ無敵になるという謎変形。
制空機ライオール。
空を飛ぶため軽量化しており、重量のかさむ実体弾ではなくエネルギー光学兵器を装備している。
軽量のため接近戦では打撃力に欠けるという欠点がある。
しかし空を飛ぶため機動力は抜群で、最も早く現場に急行できる。
要塞機グラング。
ライオールとは真逆の設計で徹底的に重装備した機体だ。
全身に大威力砲弾やミサイル兵器を装備している。
重量が重いぶん、接近戦での打撃力は抜群だ。
ただし機動力という点では足が遅い欠点がある。
さて続いて主人公を選択だ。
3人の中から選択するが彼らは同時には登場しない。
すべて同一人物だからだ。
????? 意味がわからん。
つまりパラレルワールドなのである。
別次元の世界では主人公は熱血少年だったり、クールガイだったり、ポンコツ美少女だったりする可能性があるのだ。
例えば、主人公を月岡直人としたら、その世界は直人世界なので涼も結衣も存在自体がありえない。だから登場しない。
人間関係も直人を軸とした関係になるため、知人との関係も直人世界向きとなる。
分かりやすいのが友人である奈々穂との関係だ。
主人公とは中学校からの友人という関係は共通だが、異性なのか同性なのかでシナリオが変化する。
直人世界や涼世界では、奈々穂は淡い想いをいだく恋人候補だ。
結衣世界では、奈々穂は女の子同士の親友という扱いになる。
また物語途中で登場するエレンについても
直人世界や涼世界では、かつての婚約者だが
結衣世界では、エレンもまた女の子同士の親友という扱いになる。
同じく物語途中で登場する奏也だが
直人世界や涼世界では、宿命のライバルであるが
結衣世界では、ムカつくけどちょっと気になるアイツである。
搭乗ロボットはどれを選んでもいいが
主人公はシナリオが変化するので慎重に選ぶ。ゲーム途中での主人公変更はもちろんできない。新規ゲームでやり直しするしかない。
月岡直人の場合
悪を憎む熱血少年である。千丈高校2年生の17歳。
文明保全財団の出資者である月岡財閥の御曹司。
このため文明保全財団の実質の理事長となっている。
なお未成年のためか、名目上では理事長代理という肩書になっている。
理事長というのは非営利団体の総責任者で一番偉い人。
営利企業なら社長のことだ。
だけどもなぜか財団のメンバーからは小僧扱いされている。
父親はすでに亡くなっているので月岡財閥の現当主でもある。
文明保全財団は三千年委員会というプロジェクトをつくり
機人という巨大ロボットを制作。巨額投資が必要となった。
月岡財閥は巨額投資に出資したため数年前に破産している。
月岡財閥を破産にみちびいた機人に快く思ってはいないが
機人に頼らなければ地球を守れない二律背反に悩む。
フランスのブルノーズ重工の社長令嬢であるエレンブルノーズとは
かつて婚約者同士だったが、月岡財閥破産のため婚約解消となった。
エレンの現婚約者である三咲勝からは、エレンに近づくな、と敵視されている。
月岡涼の場合。
イケメンのクールガイ。以上。
、、、、としか言えない。
千丈高校2年生の17歳。
成績優秀で、スポーツ万能、容姿端麗。
このため女子からは絶大な人気であるらしい。
(注、直人はおそらく平凡な容姿のようだ)
それ以外は、直人と同じ。
ようするにハイスペックな直人なだけである。
シナリオも直人とあまり変わらず、多少セリフが異なるくらい。
正直、直人と涼を区別する必要性はうすかった。
月岡結衣の場合。
千丈高校2年生の17歳。美少女のため男子生徒からの人気が絶大。
ポンコツ美少女。とってもおもろい女の子。
月岡財閥の現当主でご令嬢であるため、ブルノーズ重工の社長令嬢エレンとは旧知の仲である。
奈々穂とは中学校からの友人でいまでもお買い物などお出かけを一緒にする仲良しだ。
恋愛にはあまり関心がなさそうで、女の子同士でいるほうが楽しいようである。このためか言動のあちこちに百合疑惑をおもわせる際どい表現がある。
発想がけっこうお花畑で能天気。とにかく楽しい女の子。
というわけで、わたしが選択したのは
1)制空機ライオール
2)月岡結衣
でした。
機人の操作方法にノーマルとイージーがあるが
普通はノーマル操作になる。