番外編: 任天堂ゲームボーイカラー
任天堂ゲーム機については、私は携帯機しか所有していない。
任天堂据置機については私の目から見てやりたいゲーム作品がなかったからだ。
これは任天堂据置機が劣っているという意味では決してない。たんに私が、ポケモンだのマリオだのに興味がないだけである。
私の好むゲームは、飛行機とか自動車とかバイクの乗り物操縦。そしてギャルゲーである。
任天堂の主なターゲット階層は小学生から中学生であるため、私好みのゲーム作品がきわめて少ないのだ。
ゲーム機というものはいくらハード性能があっても無意味だ。まずは魅力的なゲーム作品。
そのゲーム作品をプレイするために、ゲーム機ハードを購入するのである。
そんな訳でなかなか任天堂機には手を出さなかったにだが、ときめきメモリアルポケットと、ラブプラスというゲーム作品のためにいくつかの任天堂携帯機を購入することとなった次第である。
ときめきメモリアルポケットという作品は、ゲームボーイカラーというハードでしか動かせない。ゆえにゲームボーイカラーを2台買ったのだ。
なぜ2台かというとときめきメモリアルポケットはカルチャー編とスポーツ編と2作品あるからでゲームカートリッジ抜き差しが面倒だからだ。
左側がパープルスケルトンで透明筐体なので内部電子回路が透けて見える。
右側がポケモンイエロー筐体だ。
ゲームカートリッジ差込口は背面側にある。
本体右側には電源スイッチがある。
本体左側には音量調整ダイヤルと
なにやら外部出力端子らしきものがあるが何のための端子かよく分からない。
本体下部には、イヤホーン端子と、電源ケーブル差込口がある。
といってもイヤホーンはともかく電源ケーブル差込口は恐らく使わないのではないか?
ゲームボーイカラーは充電式バッテリーは未搭載なので電源近くから移動できず据置機になってしまう。
本体上部左角(背面からだと右角)には
当時はやった赤外線通信ポートがある。
複数人での対戦ゲームのためだろう。
ゲームボーイカラーには充電式バッテリーがなく、単三乾電池を入れるようになっている。
操作ボタンも実にシンプルだ。
十字キーと、Aボタン、Bボタン
スタートボタン、セレクトボタン
さて電源スイッチを入れてみた。
だがしかし、、、、液晶が真っ暗だ。
これは故障だろうか?
いや故障ではない。
強い光を液晶に当てれば、うっすら何か表示しているのがわかる。
ときめきメモリアルポケットと見える。
そう。ゲームボーイカラーには
液晶にバックライトが未搭載なのだ。
2018年現在の常識では考えづらいのだが、当時の携帯機には液晶にはバックライトなどという大電力を食うものは搭載されていなかった。すぐに乾電池が空になってしまう。
ゲームボーイカラー1998年発売だったが、当時の大人が使う携帯電話にはもちろん液晶バックライトがあった。携帯電話には充電式バッテリーという大容量電源があったからだ。
液晶バックライト搭載のためには乾電池で難しかったのだ。
やがて2001年に後継ゲームボーイアドバンスが発売されたが
これは充電式バッテリーとなって液晶バックライト搭載されるようになったのである。