番外編: 任天堂2DS
わたしがめちゃくちゃ気に入っているのが2DSである。
任天堂は世界企業であり、日本国内のみならず、北米、欧州、アジアにもゲーム機を販売している。
2011年に初代3DSを発売した際にも海外市場にも同時に発売している。
ところが初代3DSは裸眼立体視機能が不評だった。
長時間立体視していると目が異常に疲れてしまうのだ。体調不良になる子どももいて、特にアメリカでは問題視されていた。
そこで裸眼立体視機能を省いて、さらに折り畳み機構も省くことで大幅にコストダウンした2DSを開発した。
2013年10月には北米、欧州に2DSが発売されたのである。これは日本でも垂涎の製品だったがなぜか日本への発売計画がなかった。マニアは北米や欧州から輸入するしかなかった。
2016年2月にポケモンのキャンペーンの一環として、突然、日本でも限定発売することとなった。
記念品みたいな扱いなので在庫限り。
スケルトンレッド、スケルトングリーン、スケルトンブルー、スケルトンイエローが事前予約必須にて発売された。
ちなみに私予約したのはスケルトンレッドだった。2DSは大変使いやすく大人気であった。
そのとき買えなかった多数の人の要望があったのだろうか。
およそ半年後になって2016年9月に任天堂から、通常品として日本でも2DSを発売すると告知された。
限定品はスケルトン筐体だが、通常品はスケルトンではないので透明ではない。
さて2DS。もう最高のゲーム機だ。
折り畳みのない板状の筐体。
裸眼立体視機能がない以外はOld3DSと同等品である。
(2DSはOld3DSの廉価版)
Old3DSと2DSを並べてサイズを比べるとこんな感じだ。
ゲームカートリッジ差込口は本体上部。
本体右側面には付属タッチペン差込口と、SDカード差込口がある。
充電バッテリーのための電源ケーブル差込口は、本体上部にある。
電源を入れたあとのファームウェア画面は同じ。
使ってみると最高に使いやすい。
折り畳み式だと変な角度がついて操作しづらいことがあるが、板状だから実に操作しやすい。
エースコンバットという飛行機戦争ゲームは、3DSだと操作しづらいが、2DSだと快適そのものだった。
奇妙なことがある。
2DSは裸眼立体視機能はない。
それなのにカメラ穴は2つついている。
立体視機能がなければカメラ穴1つのはずだ。旧DSiはカメラ穴1つだった。
ファームウェア画面のなかに
3DSカメラというソフトがあった。
これは裸眼立体視のための写真撮影をするソフトなのだが、なぜか2DSにも搭載されていた。
つまり2DSでは裸眼立体視のための写真撮影はできるようだ。
しかしながら2DSでは裸眼立体視が見れないので無意味である。
なんだかよくわからない。