PSP = ピーエスピー
発売開始 2004年12月
生産終了 2014年6月
Sony製ゲーム機で、2004年12月に発売された。型番でいうと
PSP1000、PSP2000、PSP3000、PSP-N1000 (PSP Go)
がある。
最終型番のPSP3000が生産終了したのは2014年6月であって丸10年にわたり愛された。
Sony社の傾向として、
新発売する製品には新機能を大量にゴテゴテとつけるために重厚長大かつ価格高額となる。これを FAT タイプと呼ぶ。
やがて市場反応から不要と思われる機能を削った小型軽量化した廉価版を出す。これを SLIM タイプと呼ぶ。
PSP1000は重量が280グラムもあるFATタイプであり
PSP2000とPSP3000は重量190グラムのSLIMタイプである。
2006年11月にプレステ3発売と同時に、オンラインダウンロードサービスであるPlaystationStore が開始したが最初はプレステ3専用だった。
やがて2008年10月にPSPからも直接、PlaystationStoreへ接続可能となった。
これを受けて2009年11月に発売されたのがPSP-N1000ことPSPGoである。これにはディスク読込装置が搭載されておらず、すべてPlaystationStoreからダウンロード購入する必要があった。その代りに非常に小型軽量となった。重量160グラムほどである。
とはいえ全てのゲーム作品がPlaystationStoreにあった訳ではないし、PSP2000やPSP3000はディスク提供のパッケージ版も、ダウンロード版も両方使えることから人気はむしろそちらに集まっていた。時代を先取りしたPSPGoは短命で生産終了になっている。
さて、ここでは私が常用するPSP2000を紹介しよう。中央に液晶モニタがあり、左右にコントローラボタンがある。
背面にはディスクカバーがあって開閉できるようになっている。
初代プレステでは本体に、電源ケーブル、AVケーブル、コントローラケーブル、メモリカードを接続する必要があった。
しかしPSP2000はモニタ液晶とコントローラが本体に装備されているので
電源ケーブルと、メモリカードだけを接続すればよい。
電源ケーブル差込口は、本体下部右端にある。PSP2000は電池内蔵なので充電完了すれば電源ケーブルは外してよい。
メモリカードだが、本体左側面にメモリカード差込口がある。
まずはディスクを空にした状態で起動してみよう。ファームウェア画面になるはずだ。
起動した後から、ディスクを入れてみると、ファームウェア画面で認識されて起動できるようになる。