猫田にゃんの覚書き

猫田にゃんの覚え書き

自分で忘れないよう知識を整理するまとめ帳

PS3 = プレステ3

Playstation 3

発売開始 2006年11月

生産終了 2017年5月


Sony製ゲーム機で、2006年11月に発売された。型番でいうと
第1世代
CECH-A、CECH-B、CECH-C、CECH-E
第2世代
CECH-G、CECH-H、CECH-J
第3世代
CECH-K、CECH-L、CECH-P、CECH-Q、
第4世代
CECH2000、CECH2100、CECH2500、
第5世代
CECH3000、
第6世代
CECH4000、CECH4200、CECH4300、
という感じで非常に大量の型番がある。

最終型番CECH4300が生産終了になったのは2017年5月のこと。
2006年発売から2017年生産終了まで丸10年間も生産されたにも関わらず、ほとんどの期間が前機種PS2 (2000年発売、2012年生産終了)やらPSP(2004年発売、2014生産終了)と並存していて、影に隠れた不遇の存在であった。

Sony社の傾向として、
新発売する製品には新機能を大量にゴテゴテとつけるために重厚長大かつ価格高額となる。これを FAT タイプと呼ぶ。
やがて市場反応から不要と思われる機能を削った小型軽量化した廉価版を出す。これを SLIM タイプと呼ぶ。
プレステ3の場合だと、第1世代から第5世代までがすべて FATタイプであり
第6世代のみが SLIMタイプにあたる。
但しだ。第1世代と第5世代とでは大きな差異がある。第1世代だと重量はなんと5000グラム。第5世代だと重量は2600グラムまで軽量化している。
第1世代には新機能をゴテゴテ投入しすぎて収集がつかなかったが、機能をどんどん削っていって4キロ、3キロと徐々に軽量化していったのである。第5世代でやっと2600グラムまでになったが、
SLIMタイプと呼ばれるのは第6世代の2100グラムのみである。SLIMタイプと呼ぶためには機能を最小限に限定するという設定思想がなければいけない。

 

私が所有しているのは、第6世代の CECH4000 である。
あえてCECH4200やCECH4300ではなく少し古いものを選んだ。なぜかというと機能制限なしにAVケーブルが使えるからだ。

プレステ3は丸10年生産されたが、この間にテレビのデジタル化が進んでしまった。
アナログブラウン管テレビにアナログAVケーブル赤白黄色で接続する時代から
デジタル液晶テレビにデジタルHDMIケーブルで接続する時代へと変わってしまったのである。

CECH4000は著作権保護機能を積む前なので制限なくAVケーブルから映像出力されるし、HDMI差込口もあるから両対応である。

CECH4200にはAVケーブル差込口とHDMI差込口があるが、著作権保護機能が働いて高解像度映像はHDMIからのみ出力される。

CECH4300にはHDMI差込口しかない。AVケーブルは廃止されてしまった。

さて私の所有するCECH4000だが、変わった形をしている。上からだと分かりにくいが斜めから見れば、まるで枕のような形状と分かる。
重量は 2100グラム。プレステ2に比べやけに重いのはハードディスクを内蔵しているためである。よってメモリカードは廃止された。
差込口はたくさんあるが、実際に使う差込口は3つだけである。

本体背面には、電源ケーブル差込口と、AVマルチケーブル差込口と、HDMIケーブル差込口がある。
私はAVケーブルを常用しているが、他の人はおそらくHDMIケーブルを好むのだろう。


本体前面の下部左端には、USBケーブル差込口がある。ここにコントローラを繋ぐことになる。プレステ2のような専用差込口ではなく、汎用のUSB差込口となった。
これを受けてUSBケーブルを介するが、なんでわざわざコントローラとケーブルが分離しているかというと、コントローラが無線対応になったからである。
コントローラに電池が搭載されていて充分充電すれば無線コントローラになる仕掛け。ただ、私の場合だとあまりプレステ3を使わないので毎回充電切れになっていて有線接続ばかりしている。


こうして本体に、電源、AVケーブル、コントローラをさしたあとにAVケーブルをモニタへ接続する。
ただしモニタは付属品ではないので自身で用意しなければいけない。私が所有しているのは、アナログAVケーブルと、デジタルHDMIケーブルの、両対応の小型液晶モニタである。

こうして配線が終わったら、まずはディスクを空にした状態で起動してみよう。
ファームウェア画面になるはずだ。


起動した後から、ディスクを入れてみると、ファームウェア画面で認識されて起動できるようになる。