VITATV = ヴィータテレビ
Playstation VITA TV
発売開始 2013年11月
生産終了 2016年2月
Sony製ゲーム機で、2013年11月に発売された。11月14日にVITATV、11月15日にPS4が連日発売された。プレステ4とほぼ同時発売といってよい。
型番でいうと
VTE-1000
のみである。多少の派生型番はあるが、設計変更するより前に2016年2月には生産終了している。ゆえに唯一、VTE-1000しか型番がない。
VITAは携帯ゲーム機であり、本体内蔵液晶モニタと本体内蔵コントローラでプレイする。
これに対してVITATVは据置ゲーム機で、初代プレステ、プレステ2、プレステ3、プレステ4と同様に外部モニタと外部コントローラを接続して使う。
VITAのゲームカートリッジを使い、家庭の大画面テレビに映して、大きなコントローラでプレイすることができる。
まさに据置ゲーム機である。
ただしだ。タッチパネルには非対応である。携帯ゲーム機VITAにはスマホ同様の静電式タッチパネルが搭載されているが、VITATVには当然ない。
このためタッチパネルを多用する一部ゲームは非対応となる。
ファームウェア画面でもタッチパネルが使えないため代替操作を覚える必要があり、ふだんから携帯ゲーム機VITAに慣れていると結構混乱する。
私が所有しているのは、VTE-1000AA01
本体サイズは驚くほど小さく、コントローラよりも小さい。
本体左側面をみると、上から順に
電源スイッチ/メモリカード差込口/コントローラ用USB差込口/HDMIケーブル差込口/使わない差込口/電源ケーブル差込口
本体上部には、ゲームカートリッジ差込口がある。
さて、それでは電源ケーブル/HDMIケーブル/コントローラケーブル/メモリカードを配線しよう。
ついでにゲームカートリッジも入れておこう。
こうして本体に、電源、HDMIケーブル、コントローラ、メモリカードをさしたあとにHDMIケーブルをモニタへ接続する。
ただしモニタは付属品ではないので自身で用意しなければいけない。私が所有しているのは、アナログAVケーブルと、デジタルHDMIケーブルの、両対応の小型液晶モニタである。
配線が終わったので起動してみよう。
携帯ゲーム機VITA同様のファームウェア画面となる。違いがあるのは、電源オフ円形アイコンが存在することと、タッチパネル操作ができないことだ。
コントローラをつかって画面を切り替え、目的のゲームの円形アイコンを探す。円形アイコンを選択するとゲームを起動する。
なんとエラー画面になって起動できない。
そこで画面指示通りに更新してみよう。左上角にオレンジ円形に下向き矢印が、更新パッチである。
しかし最新に更新してもやはりエラー画面になってしまった。
実をいうと今回わざとエラー画面にした「レコラヴ」というゲーム作品は最初からVITATV非対応なのだ。
この作品はタッチパネルを多用するゲームなので非対応になっている。このように非対応ゲーム作品もかなりあるわけである。
今度はちゃんとVITATV対応しているゲームカートリッジに差し替えよう。
今度はちゃんと起動するはずである。