地球防衛軍2(3/*)
第1作で鹵獲した敵の残骸をもとにオーバーテクノロジーを解析し、地球人類独自でのプラズマエネルギージェネレーター開発に成功。
プラズマエネルギーによる空中移動と、プラズマエネルギー兵器を使用可能にしたのが、空戦兵ペイルウイングである。
ペールでなくペイル、ウィングでなくウイング。青白き翼という開発名なのだが、日本人科学者による和製英語なので、欧米ネイティブ科学者からは笑われている。
ペイルは、病弱のため血の気が少なく顔色が青白い、という意味だからだ。
欧米ネイティブ科学者からは、弱っちい翼という語感に聞こえるらしい。
(3)空戦兵ペイルウイングの基本
(3―1)地上移動
(3―1―1)地上前方移動
まずは地上を前進し、射撃してみよう。
標準装備の近距離兵器はレイピアという、無数のプラズマアーク光線で敵を焼き尽くす凶悪な兵器である。射程は短いが威力絶大。しかも連射がきく。ペイルウイングで一番最初に開発された武装である。
(3―1―2)地上後方移動
ゆっくり後退しながら、射撃してみよう。
敵と距離を一定にとりながら射撃する技術である。
(3―1―3)地上カニ歩き
左右方向に移動しながら、横薙ぎに射撃してみよう。
左右どちらも横薙ぎできるように練習しよう。
(3―1―4)垂直ジャンプ
存在しない。陸戦兵のような跳躍ジャンプではなく、フライトユニット展開による飛行になるため。
(3―1―5)緊急回避
存在しない。陸戦兵のようなでんぐり返しにはならず、フライトユニット展開による左右方向への飛行になるため。
(3―2)空中移動
(3―2―0)垂直上昇
空戦兵はプラズマエネルギーにより空中移動できるが、時間無制限ではない。
画面左側の赤い縦長は体力残量ゲージ
画面右側の青い縦長はプラズマ残量ゲージ
プラズマ残量があるときだけ空中移動できる。
これを体感するため、まずはその場からジャンプボタン長押しっ放しして垂直上昇してみよう。
けっこう上空まで上がれるが、プラズマ残量がゼロになったところでオーバーヒートによる緊急冷却がかかってしまう。
プラズマ残量ゲージが真っ赤なときは緊急冷却中のため使用不可である。
これは陸戦兵でいえば弾丸再装填(リロード)のようなもので無防備状態だ。
ペイルウイングつかうなら、プラズマ残量について常に気を配る必要がある。
プラズマ残量は時間経過により、ゆっくり回復していく。周囲の空気中からプラズマエネルギーを吸収する仕組みらしい。
(3―3―1)空中前方移動
基本となる、斜め前方へ上昇。
おそらくこの動きがもっとも多用されはず。
(3―3―2)空中後方移動
斜め後方に上昇しつつ移動する。
難易度高い後半ミッションでは、この動きができないと即死してしまうので、練習しよう。
(3―3―3)空中カニ歩き
敵の死角に回り込みたいときの動きだ。
左右どちらでも自由自在に動けるよう練習しよう。
(3―3―4)ビル屋上から2段ジャンプ
プラズマ残量がゼロになるとそれ以上上昇できない。たとえば敵の円盤まで行きたくても届かない。
しかし足場があって休息できれば、プラズマ残量を回復させて再上昇できる。
ビル屋上を足場にしてみよう。第1段ジャンプで、まずはビル屋上にいってプラズマ残量を回復させよう。
第2弾ジャンプで、敵の円盤の直上に乗っかる。
ここは死角なので敵からは攻撃を受けず、こちらは攻撃を一方的に与えることができる安全地帯だ。好きなだけタコ殴りしてあげよう。
(3―3―5)長距離ほふく飛行
プラズマ残量を上手に使うため、地上すれすれを移動する匍匐飛行を練習してみよう。
まずは簡単な前進での匍匐飛行から。
コツとしては上昇しないよう、こまめにジャンプボタンを緩めることである。
できるだけ長距離移動できるよう、プラズマ残量を無駄なく節約しよう。
(3―3―6)長距離ほふく飛行で後方へ
ちょっと難しいが、練習しておいて損はない後退しつつ匍匐飛行。
できるだけ長距離後退できるよう、プラズマ残量を無駄なく節約しよう。
難易度高い後半ミッションだと、後退しながら射撃が多くなるので、後退練習はやっておいたほうがいい。
(3―4)携行火器
標準装備では
近距離兵器は、レイピア
遠距離兵器は、プラズマランチャー
であるため中距離兵器がない。
近距離というのは、敵の攻撃範囲内でガチ殴りする接近戦。
中距離というのは、敵の射程距離外ギリギリあたり。敵の攻撃が当たらず、こちらの攻撃だけ当たるという美味しい間合いだ。
遠距離は、ずっと遠くである。
レイピアは超強力だが射程が短く、敵の射程距離内に身を置く接近戦となる。
難易度EASYであればいいが、難易度HARDあたりではレイピアではキツくなってくる。敵の反撃を受けながら殴り合いになってしまうからだ。
プラズマランチャーは超強力だが、爆発範囲が広く、充分距離がないと自分自身もダメージ食らって自爆即死する。こちらも中距離向きではない。
後で説明するが、ペイルウイングは難易度低いミッションのうちに早めに中距離兵器を装備すべきである。
遠距離兵器であるプラズマランチャーは、ナニコレってくらいの破壊力だ。建物にあたれば付近一帯が瓦礫と更地になる。
プラズマランチャーは、空戦兵背腰部に背負ったプラズマジェネレーター直結。
撃つたびにプラズマ残量ゲージが減っていく。
そしてプラズマ残量がゼロになり、オーバーヒートによる緊急冷却中は撃てなくなる。
レイピアはどうだろう。
射撃中、プラズマ残量ゲージが変化していない。弾数500発を撃ち尽くすまで変化せず、弾数ゼロになったときだけプラズマエネルギーチャージされ、プラズマ残量ゲージが少し減る。
レイピアにはエネルギーパック(電池のようなもの)があるからだ。
弾数500発まではエネルギーパックから供給されるため、空戦兵背腰部プラズマジェネレーターからの供給不要。
エネルギーパックゼロなったときだけ、チャージされる。
このためレイピアは、プラズマジェネレーターがオーバーヒートして緊急冷却中であっても、エネルギーパックが供給するあいだはレイピアを撃てるわけである。
但し、エネルギーパックも尽きたら、撃てなくなる。
だいたいの傾向として、近距離や中距離のように連射必要な武器にはエネルギーパック装備が多くて
遠距離だと連射不要なためプラズマジェネレーター直結が多い感じがする。
(3―5)支援火器
戦車、エアバイク、戦闘ヘリには乗り込めない。
ペイルウイングのフライトユニットが邪魔で操縦席に収まらないらしい。
悔しいからレイピアで戦車をぶっ壊そう。